常陸鹿島デジタルテレビ中継所(茨城県)
常陸鹿島デジタルテレビ中継局 2013年10月中旬
神栖(銚子)局の新設されたプレートパラボラアンテナの対向探しに、常陸鹿島テレビ中継所を久々に取材しましたので簡単にレポートします。
全景です。アナログ受信アンテナが無くなったとともに、右向きのプレートパラボラアンテナが追加されています。 |
鉄塔塔頂部を拡大してみました。右向きのプレートパラボラアンテナが追加されており、神栖(銚子)送りのプレートパラボラアンテナ(NHK総合・水戸用)だと思われます。 |
常陸鹿島デジタルテレビ中継局 2010年8月中旬
久しぶりに常陸鹿島テレビ中継所を訪問しましたので簡単にレポートします。東京民放5社が開局していました。
全景です。正面の上部と中心部にプレートパラボラアンテナが追加されています。これは佐原からのデジタルTTL受け(東京民放5社デジタル)と思われます。 |
以前、NHK筑波受けの2つのプレートパラボラアンテナの間に平面アンテナがあったのですが、無くなっていました。変わりに、水戸方向・佐原方向に20素子の八木アンテナ(水平偏波)が取り付けられています。 |
その他のアンテナについては、特に変化は確認できませんでした。送信アンテナも新しくなった気配がないので、アナログと共用かと思われます。
常陸鹿島デジタルテレビ中継局 2007年8月下旬
常陸鹿島テレビ中継局を訪問しましたので簡単にレポートします。なお、この局は現時点(2007年8月下旬)では、NHKのみデジタル放送を実施しており、東京民放5社はまだ開局していません。
全景です。以下、上からアンテナについて解説します。 |
こちらが送信アンテナです。
しかし、アナアナ変換などがあったために実際のところは不明です。見た目にも送信アンテナの新しさなどは感じませんでした。 |
こちらは受信アンテナです。VHF八木アンテナは東京タワー受けと思われ、上5段が東京民放5社(アナログ)の受信アンテナ、下2段にある8素子のものがNHK(アナログ)用と思います。 |
グリッドパラボラアンテナは、NHK(アナログ)の佐原受けのアンテナの模様です。プレートパラボラアンテナは、NHK筑波TTL固定局(デジタル)受けだと思われ、スペースダーバーシチ受信しているのだと思われます。しかし、プレートパラボラアンテナの間にある平面?アンテナ?(水平偏波?)は何でしょうか。【2007年11月追記】低サイドローブ受信空中線と呼ぶようです。 |
さらに拡大してみました。方向は、水戸方面を向いています。このアンテナは最近取り付けられたもののようです。もしかすると東京民放5社(デジタル)については、水戸からの放送波中継をする予定なのでしょうか。でもそうすると、なぜNHKが筑波TTL固定局を使用したのか今ひとつ理解に苦しみます。また受信空中線の高さが今一つ低い気がしてなりませんが、Dpaのエリアマップを参照すると鹿島付近までは水戸の放送エリアのように見えるので、受信可能なのでしょうか? |
なお、当中継局はGPSが付いていないので、GPSのある中継局とは送受信構成が違う模様です(日立も同様)。