中判カメラGF670レビュー

PHOTO IS 2016作品募集

今年も「“PHOTO IS”想いをつなぐ。30,000人の写真展 2016」が開催されます。みなさん、応募の準備はいかがでしょうか。私は1~2点応募したいと思っています。なお、今年は「鉄道のある風景」部門が新設され、展示会場がなんと大宮・名古屋・京都の各鉄道博物館のようです。これは楽しみ。(個人的には「アンテナのある風景」でお願いしたいところ(笑))

ブローニーフィルムの現状(2015年夏)

先日、価格改定(約20%)および販売終了の案内がありましたので、まとめてみました(価格は7月中旬時点での参考です)。

品名種別感度サイズ形態包装価格(税込)備考
プロビア100Fリバーサル10012012枚撮5本3,410今後も継続販売すると思われる
プロビア100Fリバーサル10022024枚撮5本5,7302016年8月出荷終了見込み
プロビア400Xリバーサル40012012枚撮5本4,1202015年12月出荷終了見込み
ベルビア50リバーサル5012012枚撮5本3,680今後も継続販売すると思われる
ベルビア50リバーサル5022024枚撮5本5,9402016年4月出荷終了見込み
ベルビア100リバーサル10012012枚撮5本3,210今後も継続販売すると思われる
ベルビア100リバーサル10022024枚撮5本5,3702017年3月出荷終了見込み
PRO160NSネガ16012012枚撮5本2,510今後の状況不明
PRO160NSネガ16022024枚撮5本4,9702016年12月出荷終了見込み
PRO400Hネガ40012012枚撮5本3,370今後も継続販売すると思われる
ネオパン 100 ACROSモノクロ10012012枚撮5本2,100今後も継続販売すると思われる

※正直なところ、フィルム代と現像代は支払可能な限度額まで来ているような感じです。

PHOTO IS 2015出展

今年も「“PHOTO IS”想いをつなぐ。30,000人の写真展2015」が開催されます。5月に応募したところ展示会場案内が届きました。今年も案内状に、会場・部門・展示場所が明記されているので探すのが楽そうですが、何と「第3会場」のようです。なお、ちなみに今年は下記作品を応募しました。

  • 東京会場:ドコモ揚枝方衛星通信所
  • 大阪会場:KDDI八俣送信所

GF670シリーズの現状(2015年2月版)

製品名発売日現在の状況備考
GF670 Professional(ブラック)2009年4月下旬生産終了
GF670 Professional(シルバー)2010年3月25日発売中2015年1月30日「GF670 Professional SILVER EX N」に製品名変更
GF670W Professional2011年3月23日生産終了

PHOTO IS 2014出展

今年も「“PHOTO IS”想いをつなぐ。30,000人の写真展」が開催されます。5月に応募したところ、「写真展のご案内」が届きました。今年は案内状に、作品No.が明記されているので、探すのが楽そうです。

ブローニーフィルムの現状(2014年春)

品名種別感度サイズ形態包装価格(税込)備考
プロビア100Fリバーサル10012012枚撮5本3,410今後も継続販売すると思われる
プロビア100Fリバーサル10022024枚撮5本5,740今後の状況不明
プロビア400Xリバーサル40012012枚撮5本4,120今後の状況不明
ベルビア50リバーサル5012012枚撮5本3,680今後も継続販売すると思われる
ベルビア50リバーサル5022024枚撮5本5,940今後の状況不明
ベルビア100リバーサル10012012枚撮5本3,210今後も継続販売すると思われる
ベルビア100リバーサル10022024枚撮5本5,320今後の状況不明
ベルビア100Fリバーサル10012012枚撮5本2,700流通在庫限りと思われる
PRO160NSネガ16012012枚撮5本2,520流通在庫限りと思われる
PRO160NSネガ16022024枚撮5本5,000流通在庫限りと思われる
PRO400ネガ40012012枚撮5本掲載無し流通在庫限りと思われる
PRO400Hネガ40012012枚撮5本3,370今後も継続販売すると思われる
ネオパン 100 ACROSモノクロ10012012枚撮5本2,100今後も継続販売すると思われる

※品名~包装欄は富士フイルムホームページより抜粋。価格は大手家電量販店のショッピングサイトの価格を参考に記載。

消費税8%関連

品名システム名称税込価格備考
リバーサル現像 220リバーサルプロゲンゾウ220N1,771円近所の写真屋さん価格
RPネオ 六つ切RPネオ グロッシー 6P1,976円近所の写真屋さん価格
ベルビア100 220ベルビア100 2205,320円大手家電量販店店頭価格
RPネオ LRPネオ グロッシー L178円近所の写真屋さん価格

PHOTO IS 2014応募

今年も「“PHOTO IS”想いをつなぐ。30,000人の写真展」が開催されます。みなさん、応募されたでしょうか。なお、当方は下記を出展します。

  • IPSTAR 小鹿野 衛星ゲートウェイ
  • CRT(栃木放送)宇都宮送信所
  • 下総光デジタルテレビ中継局

PHOTO IS 2013出展(絆ポスト)

横浜会場に展示した私の写真に対して、メッセージが寄せられました!!!どうもありがとうございます。

RPネオ

リバーサルフィルムからのプリントが、いつの間にか「RPネオ」に変わっていました(今まではRPダイレクト)。

リバーサルフィルム原板を読み取る(スキャンする)際はデジタル処理、印画紙にプリントする場合は今まで通り(?)のような処理方法だそうです。ただ実際にプリントしてみましたが、今までとの違いは良くわかりませんでした(※短時間での印象)。同じものをプリントしないとわからないかもしれません。値段も変化なしでした。【2014年5月補足】緑は鮮やかに、青は若干水色っぽいような気がします。そして黒潰れに強い感じです。RPダイレクトは、よくマゼンタ被りとか言われていましたが、RPネオは緑や黄色の発色を強化したような感じです。

PHOTO IS 2013応募

今年も「“PHOTO IS”想いをつなぐ。30,000人の写真展」が開催されます。みなさん、応募されたでしょうか。今年は3作品を応募してみました。会場は東京・横浜・水戸を希望しました。

PHOTO IS 2012出展(絆ポスト)

東京会場に展示した私の写真に対して、何とメッセージが送られてきました。まさか送られてくるとは思いませんでしたので、超~~~感動しました!!!メッセージをお寄せ頂いた方、どうもありがとうございました。

PHOTO IS 2012出展

今年も“PHOTO IS”10000人の写真展に出展しています。GF670で撮影した写真が、東京 第2会場(ガレリアB1Fアトリウム)に展示されています。是非会場まで足をお運びください(東京会場は7月20日(金)~25日(水)まで)。茂木ネットワークセンターらしい写真(笑)なので、すぐにわかると思います。なお、作品の出展者へ直接メッセージを送れる「絆ポスト」というのがあり、私は感動した写真について3件ほどメッセージを記入してみました。

実は、これ以外にも多数会場に出展中です。

出展会場まとめ:

会場日時展示場所展示場所詳細備考
東京7月20日(金)~25日(水)第2会場(ガレリアB1Fアトリウム)第2会場入口うすださん
仙台8月10日(金)~12日(日)仙台駅[イベントスペース]改札前すぐイーモバ六合村
高崎8月31日(金)~2日(日)イオンモール高崎東電西群馬
岡山10月12日(金)~14日(日)イトーヨーカドー岡山店SBM松井田町
秋田11月2日(金)~4日(日)イオンモール秋田妙義DTV

※ご覧になられた方、情報提供していただいた方、どうもありがとうございました。

PHOTO IS 2011出展(返却編)

展示終了後、忘れた頃に「作品返却のご案内」と「請求書・振込用紙」が届きます。振込用紙を使って、支払い期限までにコンビニで支払います(1000円)。

さらにしばらくすると、佐川急便で作品が返却されます。画像はその際に入っていた資料で「作品返却のご案内」「作品用フレーム斡旋販売のご案内」となっています。個人的には、フレームではなくて、余った台紙を売って欲しいところです。

PHOTO IS 2011出展(展示編)

展示時期が近づくと、会場の案内が郵送されてきます。しかし、会場内のどの部分に展示されているかまでは記載されていません。

実際に展示期間に会場に出かけてみました。探す事数分で、お~、展示されているではありませんか!!!すばらしい!!!(でも周りの写真はもっと素晴らしい。(^^;)

PHOTO IS 2011出展(準備編)

GF670で撮影した写真を、10,000人の写真展「PHOTO IS」に出展してみました。

まずは、富士フイルムのネットショップ「フジフイルムモール」で台紙を注文します。送料込みで1025円(台紙500円、送料525円)でした。ゆうパックで到着します。

台紙に出展する写真を貼付け、タイトル/この作品に込めた気持ち・メッセージ/氏名を記入します。なお写真のサイズは、縦の場合「六切」、横の場合「六切」「六切ワイド」「A4」「四切」「四切ワイド」で、必ず銀塩プリントと指定されています。

裏面に必要な事項を記入します。

この封筒を使って郵送します。大きいので、郵便局に持って行きます。

ソフトケース GF670

「ソフトケース GF670」を購入してみました。車の中にそのまま置いておくのはマズいので、これを使っています。かばんの中にGF670を入れるときも、このケースを使っています。なお購入時期が冬だったからか、当初は全体的に堅くて、GF670を入れてもチャックが完全に閉まらない事がありました。

GF670の紹介HP・DVD

http://fotonoma.jp/filmcamera/gf670/index.html GF670の使い方が記載されているページです。かなりキレイに詳しく書かれていますので、必見です。

GF670の紹介用DVDです(非売品)。「GF670の最大の魅力、中判の世界を基本操作(フィルム装填)~撮影テクニックまで、写真家 菊池隆氏がわかりやすく解説。」しています。このDVDを見ると、レンズ部分が水平にならない不具合はなさそうです。また縦位置の撮影は、使用説明書と上下逆です。

新製品・新機種

GF670に待望のシルバー色「GF670 Professional シルバー」が出ました。発売日は、2010年3月25日(木)のようです。正直こちらの方が良いなぁ~。

GF670の広角バージョンである「GF670W Professional」が、2011年3月23日(水)より発売されたようです。広角55mm(35mmフィルム換算で約27mm)のレンズはかなり魅力的ですが、予想販売価格はちょっと高め(インターネット上のショッピングサイトで275,000円程度)です。※ヨドバシAkibaや、フジフイルムスクエアーに実物があります(2011年11月上旬時点)。かなり大きく感じてしまいます。

冬のフィルム撮影

冬は、ベルビア100では落ち葉・枯れ葉・樹木など、薄茶色の色に鮮やかな赤みがかかってしまい不自然なので、ベルビア100Fに挑戦してみる事にしました。果たして結果はいかに?(他、冬はプロビア100Fの方が良いという情報もあります)

撮影してみました。若干派手さが抑えられている感じがしますが、好みの発色かどうかは、正直微妙です。

後日談ですが、冬は風景のフィルム撮影は難しい、というのが結論です。構図の中に雪が無いと特にそう感じます。

フィルム冊子・書籍・パンフレット

2011年2月頃発行のGF670とGF670Wのパンフレット(表紙・裏面)です。シブいですね。

パンフレットの内側です。

パンフレットのさらに内側の左側です(GF670)。

右側です(GF670W)。

フィルムで写真を楽しむ方の情報誌「FILM&IMAGE」です。年4回発行で1500円です。忘れた頃に郵送されてきます(笑)。個人的には、もう少し写真の基礎を掲載してほしいような気がします。また、クラッセやGF670の長期使用レポートなども掲載して欲しいと思います。【2012年1月追記】2012年秋から、年3回の発行となるようです。価格は4回1500円と従来通りです。【2013年6月追記】読者数の減少につき、2014年春をもって休刊となるようです。

こちらは「フジクローム プロフェッショナル 総合ガイド」です。富士フィルムのリバーサルフィルムのパンフレットです。

内側です。意外とずーと眺めていても飽きないです。(^^;

こちらは「フジカラー プロフェッショナル 総合ガイド」です。富士フィルムのネガフィルムのパンフレットです。

内側です。ネガは階調が豊かで、やさしい感じの発色をするのですが、奥が深そうで、よくわからない事が多く、まだ手を出していません。(^^;

これはフジ写真フイルム株式会社 プロフェッショナル写真部が、平成16年1月に発行した「カラーリバーサルフィルム ハンドブック」です。写真の基本(絞り・シャッター速度・感度)が掲載されていると共に、各フィルムの特徴が記載されています。なお、ベルビア50・100・100Fは掲載されていますが、プロビア400Xは掲載されておらず、400Fが掲載されています。

こちらはFUJIFILMの「フィルムで撮ろう。」というパンフレットです(表・裏)。フィルムの素晴らしさや、フィルムカメラが紹介されています。

「フィルムで撮ろう。」の内側です(一部)。GF670も「大きなフィルムサイズのカメラに挑戦してみる。」の場面で登場します。

「富士フィルムテクニカルハンドブック FILM GUIDE」です。フィルムの詳細が掲載されています。PDFファイルで閲覧する事が可能です。http://fujifilm.jp/support/filmandcamera/download/handbook.html

「GF670 Professional 使用説明書」です。最新版をPDFで閲覧する事が可能です。http://fujifilm.jp/support/filmandcamera/download/manual.html 無くしてしまった場合や、必要ページだけ持ち歩くのに利用すると便利かもしれません。

カメラマン ハンディシリーズ「四季の鉄道 撮影ガイド Handy」「日本の花風景 撮影ガイド Handy」です。どちらも風景写真の参考になると思います。また掲載されている写真はほとんどがフィルム撮影と思われ、とてもキレイです。

トラブル等

購入早々、ファインダーアイピースが緩んでしまったのか、撮影中に無くしてしまいました。使用説明書の巻末にあるサービスセンターに電話をしたところ、翌日には代引きで届きました。早い! しかし、部品代(アイピースセットAss'y)は1228円、送料や代引手数料を含むと合計約2400円もしました。(^^;

見事に2枚とも感光していません。これは電池切れ(ちなみに電池はCR2一本です)のためです。電池切れでもシャッターボタンは押せるので、なかなか気がつかずに故障かと疑ってしまいました。なお、電池が少なくなるとシャッターボタン半押しで、ファインダー内の「A」およびシャッタースピードの表示が早く点滅するとのことですが、全然気がつきませんでした。ちなみに購入時付属の電池で、約245枚撮影の時点で電池交換となりました(操作説明書には約2000コマと書かれていましたが)。【2012年1月追記】先日、ファインダー内の「A」およびシャッタースピードの表示が早く点滅したので(ただし、その後再現しない)電池交換しました。前回の電池交換後、約410枚撮影です。でも取り出した電池の電圧を測定すると、2.9Vもありました。。。電池切れでは無いのか? 寒い場所で撮影したので、一時的に電圧が落ちていたのかもしれません。

ストラップ内側のちょうど肩に当たる部分が剥げてしまいました。服の肩の部分が黒く汚れていたのでおかしいと思ったら、これが原因でした。どうも水分に弱いような感じです。部品代(フジカメラヨウストラップ)は2425円、送料は500円でした(代引きはプラス350円とのこと)。

その他:

銀塩プリントが出来ました

1週間程度で出来上がりました。こんな感じの封筒に入ってきます。

1枚1枚ご丁寧にも透明の袋に入ってます。しかしこの銀塩プリントは超キレイです。ビックリします!!!また、特に指定はしませんでしたが、黒フチがついた状態で仕上がってました。

このようなデータシートが入っていました。恐らくプリントに関するものだと思いますが、中身はよくわかりません。右下には「※お願い=再注文の際にはこのカードを同封してください。」と記載されていました。

今回は3枚プリント依頼したのですが、1枚あたりの単価はなんと約1922円でした。やはり中判貧乏まっしぐらのようです。(^^;

ということなので、私は「1年間で3枚のみ銀塩プリントする」というMyルールを設け、何日かかけてじっくりとプリントするものを選びました(自分自身のフォトコンテストですね)。

銀塩プリント依頼

気に入ったコマから銀塩プリント依頼をする場合は、コマの番号(スリーブ上側のオレンジ色の番号)をメモします。6×7判では1コマで2つの番号を示す事があるので、なるべく中央よりの番号をメモした方が良いでしょう。そして該当するスリーブを、現像から戻ってきた時の透明の袋とケース入れ、お店に持参します。

なお、複数のフィルムから銀塩プリントを依頼する場合、コマの番号が重複する場合があるので、1フィルム1ケースで依頼した方が無難です。また、事故防止の為にも銀塩プリントに関係のないスリーブを入れておくのは止めましょう。

お店で注文する際には、銀塩プリントしたい事を告げ(フジフィルムだとRPプリント)、コマの番号、枚数、サイズを伝えます。なお、プリントサイズは6×7判の縦横比率に最も合致する「六つ切」が良いでしょう。

銀塩プリントする際には様々な指定が(フチあり/なし、印画紙の表面種指定)出来るようなのですが、このあたりの情報は少なめなので、今後調査してみます。今回は指定無しで注文しました。

スリーブの整理方法

スリーブの整理方法はいろいろ試行錯誤したのですが、結局HAKUBAの整理用品を選びました。写真は「システムバインダー」です。インターネットショッピングで購入しました。

バインダーの側面を拡大してみました。

こちらはバインダーに入れる台紙「SF-4 フィルムファイル 6×6,6×9用 替台紙」です。1つのバインダーには、これを3つ(つまり30枚)使用しました。実は6×7用のものもあるのですが、スリーブの1コマ目と最終コマが中途半端にはみ出してしまう、1枚あたり16コマ収納という中途半端さ、縦入れなので入れる順番を考える必要がある、などの理由であえて6×6,6×9用を選択しました。これだと220フィルム(20コマ)では2枚半(私はキリのいいように残り半分は未使用で3枚)使います。なお、これもインターネットショッピングで購入しました。【2010年4月補足】SF-4 フィルムファイル 6×6,6×9用 替台紙は生産終了のようで、入手不可能になりつつあります。代替としては、chikumaの替台紙が使えるかもしれません。最終的には、chikumaのバインダーに切り替えた方が良いのかもしれません。

【後日補足】ハクバのSF-4 フィルムファイル 6×6,6×9用 替台紙は入手不可能となりましたので、代替としてchikumaの替台紙(チクマ L7-N ネガ6X6・6X9 替台紙 05383-5)を購入してみました。ネガ用なので(?)完全な透明ではなく乳白色となっていますが、問題は無いようです。しかし、残念ながらこの替台紙も数年前に生産終了となっています。

【2014年5月補足】コクヨから「フォトファイル フィルム替台紙四ツ切6Xポジポケット10枚(ア-M331)」というのが発売されていましたので、こちらを購入してみました。色は乳白色ですが、チクマのよりは透明感があるような感じです。生産終了にならないことを祈るばかりです。

スリーブをシステムバインダーに入れ、この状態でライトボックスを当ててみました。ちょうどいい感じです。ちなみに画面右下に映っているのは「キヤノン ルーペ 8x」です。現在は生産が終了しているようです。6×7判でもピントやブレのチェックはルーペで確認しないと分からない事がありますので、購入をおススメめします(富士フィルム プロフェッショナルルーペ 5.5×など)。

しかし、スリーブの整理用品だけでも結構な値段がします。やはり中判貧乏になってしまうのでしょうか?!

出来上がりました

スリーブ仕上げが出来上がりました。220フィルムでは、なんと税込1722円です。1枚あたりの単価は約85円ですが、フィルム購入代金も含めると1枚約140円です。非常に高価ですが、最高の贅沢とも言えそうです(本当は中判貧乏になりそう?)。

こんな感じのケースに入っています。

【後日補足】こんな感じのケースに変わりました。現像所が変わったという事なのでしょうか? それとも単にケースが変わっただけなのでしょうか?

出来上がったスリーブです。220フィルムなので、袋はもう一袋あります。6x7判はサイズが大きいのでかなり感動します。ちなみにライトボックスはフジの「LEDビュアーA4プロ」です。電源を入れた瞬間にパッと明るくなるのが良いです。

【後日蛇足】LEDビュアーA4プロのACアダプターです。小型とは言えませんが、軽量タイプです。

撮影後

撮影完了後はフィルムを巻き上げてふたを開けます。取り扱い説明書に従って取り出してください。取り出した後は、左側の空スプールをフィルム巻き取り室側に移し、スプール補てんノブを押すのを忘れないようにしてください。空スプールが入りにくい場合は、フィルム巻き上げダイヤルを少し回してスプール軸が垂直になるようにします。

取り出したフィルムの最後の部分がシールになっているのでうまく水平に貼付けます。下手に貼付けると、フィルムに隙間ができてしまうので、丁寧に貼付けます。現像に出すまでは、光の当たらないところに保管しておいた方が良いでしょう(当方は今のところ、購入時のフィルムの箱か、封筒に入れています)。

現像に出してみました。「スリーブ仕上げ」と言っておけば間違いないと思います。

撮影時の注意

現像時にたまに未感光のコマが出来ることがあります(左側)。これは、半押し状態をちょっと強くしてシャッターボタンを押したと考えられます。そうすると、シャッターは実際にはきられないようですが、フィルム巻き上げダイヤルとしてはシャッターをきった事になっているようなので、ダイヤルを回さないと今度はシャッターボタンが押せなくなってしまうため、このような現象が起こるのだと思います。

写真の左上に赤白のポールが映っています。ファインダーを覗いた時にはこのようなものは無かったので、レンジファインダー特有の現象だと思われます。撮影時には、ファインダーに映っていない部分にも気をつけるようにしましょう。【後日補足】本記事は当方の勘違い、誤認の可能性もあります。

写真の左上に陰のような物が映っていますが、自分の指がレンズを覆ってました。縦位置の撮影だと距離調整リングを回す時に指がレンズを覆いやすく、気がつきにくいので注意するようにしましょう。

露出を標準以外にしたまま、GF670を肩にかけて持ち運んでしまうと、露出補正ダイヤルが動いてしまうことがあります。撮影する際には必ず確認するようにしましょう。

その他:

ファインダーと撮影

こちらがファインダー接眼部です。このファインダーはビックリするくらい、非常に明るくて見やすいです。

ファインダーを覗いてみました。レンジファインダーなので、こんな感じで見えます(※ケータイカメラで撮影したので画質が今一つですが、実際はキレイです)。真ん中の色の変わっている部分が二重像合致部、すなわちピント合わせの部分になります。距離調整リングでピントを調整しますが、このピント合わせはかなり難しいです。相当慣れが必要です。

絞りリング、距離調整リング、被写界深度表示部分です。なお私の場合は「晴天の日」「風景(本当はアンテナ?)」「無限大」「ベルビア100」「手持ち」で撮影するのがほとんどです。絞りを16にしてシャッター速度が1/60秒(または1/30秒)になれば、露出はだいたい合っていると判断してます。ピント合わせですが、無限大は距離調整リングを右側最大にしてしまうとピントがずれるので、ほんのわずか戻す必要があります。

ピント合わせが出来たら、シャッターボタンを「半押し」します。すると、ファインダー内にシャッター速度が赤く表示されるので、問題なければそのままシャッターボタンを押します。このシャッターボタン、非常に音が小さいので、撮影場所によっては聞き取れないかもしれません。シャッターを切ったら、次の撮影のためにフィルム巻き上げダイヤルを回します。全自動の35mmフィルムカメラやデジタルカメラに慣れていると、この操作を忘れがちです。(^^;

なお、シャッター半押しで意図したシャッター速度が出ない場合(例えば風景撮影の場合、晴天・感度ISO100フィルム・絞りF16で空の曇が多い時に1/125秒を示す傾向がある)は補正する必要があるので、真ん中のボタンを押しながら「A」の位置を「+1」(または「-1」)の方向に動かして、再度シャッター速度を確認します。画像はプラス1/3補正の例です。

フィルムの装てん

フィルムを袋から取り出してみました。以降、使用説明書と合わせてご覧下さい。

まず、フィルムのシールテープをはがします。

フィルムの先端部分の丸い穴を、

右側の空スプールの中央の溝に差し込み、溝の中にあるフックに引っかかる事を確認します。というか、溝に差し込むと自動的?にフックに引っかかるような感じです。

ゆっくりフィルム巻き上げダイヤルを回して、フィルムがスプールに水平に巻き取られる事を確認しながら「スタートマーク」を「6×7↓」の部分に合わせます。

ふたを閉める前に忘れずにフィルムの長さを設定します。※忘れやすいので注意。

ふたを閉めたらフィルム巻き上げダイヤルが止まる(カウンターが「1」になる)まで、ゆっくり巻き上げます。

感度も忘れずに設定します。※忘れやすいので注意。

フィルムインジケーターポケット

今現在どんなフィルムが入っているかを確認する方法がない(中判フィルムの構造上)ので、このようにフィルムインジケーターポケットに120/220フィルム箱を、ちぎって入れておくと良いです。また縦位置で撮影すると、ちょうどこの位置に「鼻」が当たるので、ずっと同じフィルムを使っている人でも何か入れておいた方が良いです。

フィルム

常用する予定のカラーリバーサルフィルム「フジクローム ベルビア100」です。私はほとんどが手持ち撮影なので、シャッタースピードを考え、感度は100を選びました。左側が120、右側が220です。それぞれ6×7判で10枚、20枚撮影できます。値段は、120が520円前後、220が1040円前後です。【補足】2009年末時点で、220フィルム単品の入手が困難になっています。今後は5本入りパックのみとなるようです。

こちらは、220の5本入りのパックです。値段は4750円前後です。右のように包まれた形で5本入っています。【2011年6月追記】最近では値上げのために5230円前後であることが多いです。

縦位置での撮影

購入前に最大の謎であった、縦位置の構え方です。きちんと操作説明書に掲載されています。

レンズ

レンズは「EBCフジノンレンズ f=80mm 1:3.5」です。単焦点です。また、着脱・レンズ交換はできません。80mmなので、はじめは「望遠?」と思ったのですが、これは35ミリ判換算だと「40mm相当」だそうです。標準と広角のちょうど間くらいでしょうか。正直微妙です。

GF670不具合

購入早々、何か変です。レンズ部分が水平になりません。価格.comのクチコミ掲示板を見ると、同様な事例があるようです。手で少しいじる事により、水平になります。【後日補足】これは「仕様」のようです。この状態からさらに前カバーロック解除レバーを引っ張る事により、水平になります。

ストラップの余った部分を押さえる留め具(右側)がいきなり割れてしまいました。(^^;しかし、私の取り付け方が間違っているのかな?(使用説明書と違う)

GF670購入

2009年3月頃からず~と考えて、ようやく8月に「GF670」を購入しました。結局「AE」「6×7判」「新品」が購入の決め手になりました。なお、6×7でのみで使用予定なので、以降の記事は6×7を前提に記載します。

中判フィルムカメラの検討

私が中判カメラを購入するきっかけとなった書籍です。「大中判で撮る風景写真」(日本カメラ社)ISBN 978-4-8179-4192-3。実は、GF670を購入するまでは「FUJI GW690(中古)」「FUJI GA645Zi(中古)」なども候補に挙げていました。

2009年のはじめに発表された、中判フィルムカメラ「GF670 Professional」のカタログ(表・裏)です。

GF670のカタログ(内側)です。何度も何度も読みました。(^^;