特集4:立山黒部アルペンルート

立山黒部アルペンルート 2008年9月中旬

黒部ダム駅構内の携帯電話関連の掲示物です。「SoftBankケータイ使えます。」「FOMA」などのシールが貼ってあります。また、室堂地区での利用可能な携帯電話の変更(2008年4月1日)の掲示もあります。ちなみに黒部ダム駅構内では、少なくともNTTドコモFOMA(2GHz帯ハイスピード対応)、ソフトバンク3Gが利用できる事を確認しました。

黒部ダムの携帯電話基地局群です。左から、下記のように推測しています。

  • ドコモ800MHz PDC/FOMA 800MHz共用
  • ドコモ800MHz PDC/FOMA 800MHz共用
  • au 旧800MHz帯
  • au 旧800MHz帯 EV-DO
  • ソフトバンク PDC
  • ソフトバンク 3G

ソフトバンクは逆かもしれません。

ダムの様子を写したNHK富山放送局のカメラです。直下の茶色いボックスが、大観峰方向に向いています。

大観峰の屋上展望台付近に「NHK-TV」と書かれたパラボラアンテナがあります。先ほどのNHKカメラの映像を受信しているのでしょうか?

室堂の携帯電話基地局群です。この携帯電話基地局は2008年4月1日にドコモPDCからFOMAプラスエリアに、ソフトバンクPDCから3Gに変更された話題性のある基地局です。ただし、どのアンテナがどのキャリアかを判別する事は出来ませんでしたが、何となく右側の2本はauのような気がしています。

ホテル立山に取り付けられていたカメラとパラボラアンテナです。立山の様子を富山?方面に映像伝送しているものと推測します。

ホテル立山の脇に取り付けられていた、いかにも電気通信事業用と思われるアンテナです。恐らくNTT西日本の所有だと思います。室堂は有線では電話回線は引かれておらず(携帯電話・PHSも同様)、全てこのパラボラアンテナを経由して通信しているようです。なお、対向は富山市内のNTT婦中ビルの模様です(詳細未確認)。

室堂ターミナルに設置されていた比較的新しそうなWILLCOM PHSのアンテナです。WILLCOMはここを含めて、室堂には3つの基地局があるようです。

さて、今回は室堂で2008年4月1日に行われた携帯電話基地局の切り替えの謎を探るためにこの場所に来たのですが、ますます謎が増えてしまいました。とりあえず、思った事、考えた事を列記しておきます。

伝送容量関係

  1. 室堂〜NTT婦中ビル間の伝送容量を増強した形跡が無いので、かなりの低容量でのサービスインなのか?(スピードテストの必要性アリ)
  2. 室堂〜富山市内間に新たに携帯電話用のマイクロエントランス回線を引くということは出来なかったのか?(距離数が長い?)

工事関係

  1. 2008年3月下旬に、室堂の屋外でアンテナの工事ができるとはとても思えない。室堂は豪雪のため、4月中旬以降でないと車で近寄れない。
  2. サービスインの時期は決まっている事から、作業者は2008年3月下旬に扇沢〜黒部ダム〜大観峰経由で室堂入りしたと推測(こちらの経路は冬期でもメンテナンスしているため特別許可者は入山可能らしい)。
  3. しかし、出来ることは屋内での簡単な工事と思われるため、基本工事(アンテナ工事・基地局装置の設置など)は全て2007年シーズン中に完了していたのではないか。
  4. PDCサービス停止の時期が1週間程度あったが、これは工事の実スケージュルよりも、気象条件などにより万が一入山できない場合などを想定して長くしておいたのではないか?

免許状関係

  1. 今回のドコモFOMAプラスエリア基地局、およびソフトバンク3Gの基地局は、基地局扱いと推測(陸上移動中継局ではない)。
  2. しかし、基地局の免状は2008年4月1日付近では出ていないので、事前に取得していたものと推測。

真相はいかに。皆様からの情報をお待ちしております。