携帯電話基地局種別
NTTドコモ・局名種別
NTTドコモの基地局名種別は下記の通りです(当方が確認したもののみ)。
名称のみ(例:碓氷):NTT関連敷地内に設置されている基地局。 |
CV+名称(例:CV西上之宮):民間の敷地に設置されている基地局。CVは「CiVilian」や「CiVil」(民間の意)の略である説が有力。 |
SS+名称(例:SS新治永井):マイクロBS(PDC方式でISDN回線)を意味する。SSは「Super Small」や「Small Station」の略である説が有力。 |
RH+名称(例:RH宝台樹):マイクロエントランス回線のみの基地局。RHは「Remote Host」や「Remote Hub」の略である説が有力。 |
ST+名称(例:ST佐野アウトレット):STは「SpoT」の略である説が有力。特定の敷地内をカバーした局のことか? |
名称+RK(例:CV六合日影RK):光張り出しの子局を意味する。RKは「Remote Kid」や「Radio Kids」の略である説が有力。 |
名称+RD(例:専用群馬沢渡RD第一):光張り出しの親局を意味する。RDは「Remote Dealer」や「Radio Daddy」の略である説が有力。「専用」はアンテナ類を持たない光張り出し親局専用という意味と推測。 |
OB+名称(例:OB横堀下宿):リピーター局(陸上移動中継局であり、基地局ではない)を意味する。OBは「Outdoor Booster」の略ではないかと推測していましたが、「Open Booster」の略である説が有力。 |
DD+名称(例:DD藪塚滝ノ入):Bフレッツなどの回線を使う基地局を意味する(?)。DDは「Digital Divide」の略である説が有力。 |
おまけ。 |
ドコモはその昔「無線基地局設備」というプレートしか入り口には掲示していなかったのですが、1999年10月頃?から局名を掲示するようになりました。
KDDI(au)・局名種別
KDDI(au)の基地局名種別は下記の通りです(当方が確認したもののみ)。
- 名称+局(例:桐生局):HiCAPやTACS時代の局。現存しているところはCDMA局が収容されている(前橋局)。
- たっく+名称+局(例:たっく邑楽局):TACS局を意味する。なぜか「たっく邑楽局」のプレートは現存する。
- でじたる+名称+局(例:でじたる駒形局):PDC局を意味する。
- CDMA+名称+局(例:CDMA駒形局):CDMA局を意味する。
局名に「ひらがな」を使うあたりが基地局徘徊マニアの心をつかんだのだと思います。現にKDDI(au)基地局を中心とした基地局徘徊マニアは多いですし。。。
ボーダフォン・局名種別
ボーダフォンの基地局名種別は下記の通りです(当方が確認したもののみ)。
- TDP+名称+局(例:TDP玉村局):東京デジタルホン時代の局名。基本的にはJ-フォン東京となった時に全て「JPT」に変更された(と思われる)。しかし一部残っている局もある(TDP玉村局、TDP天神平山麓局)。
- JPT+名称+局(例:JPT前橋今井局):J-フォン東京時代の局名。しかし、一部J-フォン東京から東日本に移る途中に建設された局は、入り口のプレートが「JPT」で、鉄柱の銘板が「Jフォン東日本」となっている局もある(JPT群馬南牧局)。また明らかにJ-フォン東日本時代の基地局なのに「JPT」となっている局もある(JPT高山尻高局)。
- JPE+名称+局(例:JPE粕川局):J-フォン東日本時代に建設された基地局の局名。
- JP+名称+局(例:JP四万温泉局):J-フォン(全国統合)時代に建設された基地局の局名。
- 名称+局(例:鬼石町局):ボーダーフォンの名称を使うようになった以後に建設された基地局と推測。
ツーカー・局名種別
ツーカーの基地局名種別は下記のとおりです(当方が確認したもののみ)。
- 名称+B.S.(例:大胡B.S.):基本的にこのタイプの局名しか無い。
マイクロBSでは、局名が掲げられていない場合がほとんどで、また、ツーカーと判断する材料も無い場合があります。
楽天モバイル・局名プレート種別
楽天モバイルの局名プレート種別は下記のとおりです(当方が確認したもののみ)。
基地局IDのみ掲示。 |