端末改修・交換の考察

2011-09-05 ソフトバンク 旧3G端末

下記のホームページを見ると「2011年11月以降、音声ネットワークの最適化を実施するため、902SH/802N/802SE/802SH/703Nにおいて、通話品質の低下または一部機能に制約が生じる可能性ががある」とのこと。

何を実施するのでしょうか? 4年前も同じような事を実施した気がします。

2011-06-06 ドコモ関東甲信越契約者通信障害

下記のホームページを見ると、「電話番号を管理するサーバーの故障により通信障害が発生している。対象は関東甲信越地域で契約されたFOMAおよびmova回線のユーザー/Xiと衛星携帯電話契約のユーザー/MNPを利用して他社事業者へ転出したユーザー」だそうです。この状況だと「対象者は北海道にいても、沖縄にいても障害の影響を受けることになる」とのこと。

興味深いのは「MNPを利用して他社事業者へ転出したユーザー」も対象になるとの事で、MNPは転出前の会社の情報も利用する仕組みだと言うことがわかってしまいました。耐障害性という面ではMNPはしない方が良いと言う事になります。

2011-03-01 ウィルコム 旧PHS端末

下記のホームページを見ると「電波法関連省令の改正に基づき、発着信時の信号を伝送するために使用している制御チャネルの周波数を2012年3月1日に移行することとなりました。このため、新制御チャネルに対応していない古いPHS端末は2012年2月29日をもって通信サービスが受けられなくなります。」とのこと。

結構な機種数となりますが、大丈夫なんでしょうか?

2011-02-24 au

下記のホームページを見ると「音声符号化技術「EVRC」を発展させた「EVRC-B」を2月25日より導入する。一部の端末はすでに対応しているほか、ほかの端末も3月中旬以降、ソフトウェア更新で対応する。」とのことです。音質がPDCのハーフレートみたいになってしまったauも、いよいよコーデック見直しという事でしょうか。

2010-04-15 ドコモ FOMA P2101V P2401

下記のホームページを見ると「将来お客様に、より高速で快適な通信をご利用いただけるよう、通信設備の機能向上を進めております。しかしながら、2010年6月以降、順次実施する通信設備の機能向上に伴い、FOMA P2101V及びFOMA P2401について、操作や通信に支障が発生する場合があることが確認されました。機能向上する通信設備のエリアは順次拡大し、該当エリアにおいては、FOMA P2101V及びFOMA P2401のご利用ができなくなります。」とのことです。ケータイWatchの記事によれば、LTE対応に向けた機能向上の影響だそうです。

2010-04-05 au CDMA 1X

「携帯電話で利用されている800MHz帯周波数の電波は、総務省の周波数再編方針に従い、周波数の有効利用等を目的として、2012年7月24日 (火) までに現在の使用方法が変更されることになっています。これに伴い、再編後の新たな割り当て周波数に対応していないau携帯電話は、周波数再編完了以降、ご利用いただけなくなります。」とのことです。

ちょっと不思議なのは「旧800MHz帯とauに割り当てられた2GHz帯に対応したデュアルバンド端末も使用不可」(ケータイWatchの記事より)になる点でしょうか。auの2GHz帯単体ではネットワークが機能しないということなのでしょうか?!

2007-09-20 ソフトバンク 旧3G端末

下記のホームページを見ると「ネットワーク設備に新たなソフトウェアを導入するため、V-SA701、V-N701、V-NM701、V801SAが2008年1月以降は全国で利用できなくなる」とのこと。

ステーションのような機能でも追加されるのでしょうか?

2006-09-21 ドコモ 三菱製 D900i

下記のホームページを見ると「新型のIMCS(屋内基地局設備)エリア内にいるとき、通話・通信の発着信ができなくなる場合がある。原因は、D900iが基地局に通信信号を返す際、タイミングがずれてしまうことがある」とのこと。

新型IMCSは構内向け通話サービスとのことなので、制御信号に関連する処理に不具合があったのでしょうか。

2004-05-31 au ソニー製 C101S

下記のホームページを見ると「ユーザーの利便性向上を目的として通信設備工事を実施。プロトコルの一部に変更を加えたところ、C101Sが対応できず、8月末より順次、発着信が不可能になる。」とのこと。

「ユーザーの利便性向上」「8月末より順次」というのがキーポイントだと思いますが、いったい何の利便性向上なのでしょうか?また、以前にもC101Sは改修の話があったと思いますが、この時に対応できなかったのでしょうか?発着信できないとなると、かなりのプロトコル変更と思われます。

2002-12-25 au 松下製 CD-10P

下記のホームページを見ると、「CDMA2000 1xの不感地域対策などで増強した設備の運用を開始している。これによって2003年1月末以降、CD-10Pで音声通話ができなくなる。」と書かれています。

「CDMA2000 1xの不感地域対策などで増強した設備の運用」とはいったい何でしょうか?

2002-11-21 au 京セラ製 CD10K・C102K・C107K

下記のホームページを見ると、「2002年12月以降、不感地域対策などで増強した設備の運用を開始する。これによって京セラ製の3機種に、本年12月以降より順次一部地域において携帯電話サービスが利用できなくなる」と書かれています。

「不感地域対策などで増強した設備の運用」とはいったい何でしょうか?何やらマイクロBSに関わる内容のような気がするのですが。。。そういえば、一点心当たりがあります。。。

2001-12-18 ツーカー 三洋製 TS11

下記のホームページを見ると、「ツーカーは、TS11が北海道の札幌市、江別市、石狩市、岩見沢市、当別町、北広島市周辺地域で“圏外”表示となり、発着信が行なえなくなると発表した。該当エリアにおけるJ-フォン側のネットワーク設定のチューニングにより、パケット通信関連で当初想定していなかった問題が発生したと思われる。またネットワーク側でも不具合を抑制する暫定措置を実施する。」とのこと。

特定地域、 パケット関係、圏外表示、暫定処置が可能と、謎なことが多いですが、ツーカーエリアとJ-フォンエリアの制御信号とパケット信号に何か問題があったのでしょうか?

2001-07-03 au PacketOne64対応15機種

下記のホームページを見ると、「auでは2001年9月以降、次世代サービス“cdma2000 1x”の導入に向けて試験や設備の切り替えを実施する予定だが、これに伴いC303CA,C311CA,C409CA,C307K,C313K,C304SA,C401SA,C405SA,C305S,C404S,C406S,C402DE,C301T,C310T,C403STの15機種でPacketOne64が利用できなくなる。」とのこと。

パケット通信のプロトコルの上位互換性が保てなかったのでしょうか?

2001-06-04 ツーカー 三菱製 TH461

下記のホームページを見ると、「ローミング提携しているJ-フォンのネットワーク改修により、ツーカー東京のTH461など、三菱製携帯電話の合計5機種がJ-フォンエリア(旧デジタルツーカーエリア)で発着信できなくなる可能性がある。このため「TD11」に無償交換する。」とのこと。

J-フォン地域のステーション機能が影響しているような気がしますが。。。

2001-05-21 au ソニー製 C101S

下記のホームページを見ると、「auでは2001年秋から“cdma2000 1x”という技術を導入する予定。よって2001年7月以降、これらの技術の試験と設備切り替えを行うが、その際にC101Sですべてのサービスが利用できなくなる。」とのこと。

すべてのサービスが使用できなくなる、というのがポイントだと思いますが、他の端末で問題がなく、C101Sのみ問題ということは、ファームウェア設計の際にプロトコルの解釈に違いがあったのでしょうか?それともC101S開発中に、将来のcdma2000 1xの話が紛れ込み、結局間に合わなかったのでしょうか?